最後は自然に還りたい人には樹木墓地を
従来のお墓は家単位で敷地が区分されていて、その中にお墓を建てて埋葬する方式です。
立派な墓石を建てて埋葬するのが供養になると考える人が多かったのですが、最近では非婚率や離婚率の上昇によって求める形に変化が生じています。
跡継ぎがいない、後の世代に面倒をかけたくないなどの理由から自然葬を選択するケースが増えており、その中の一つである樹木墓地は自然の中でゆっくりと眠れる方法として注目されています。
樹木墓地の良いところは、管理をする手間がかからず、費用も安いことです。
また、四季折々の自然豊かな環境の中で鳥のさえずりを聞きながら眠れるというのは非常に贅沢なことです。
家族と同じ木の下で眠るのも良いですし、大切な友人と一緒に眠ることも可能ですので、従来型のお墓と比べると故人の遺志を反映しやすいタイプとなっています。
埋葬に関しては宗教などが絡んでくる部分ですが、樹木墓地なら宗教や宗派を問いませんので、誰でも利用できます。