新居浜市にある萩生寺は、別多宝塔形式の本堂、両面大師と呼ばれる二相…">

日本で唯一の地下霊場があるお寺

愛媛県新居浜市にある萩生寺は、別多宝塔形式の本堂、両面大師と呼ばれる二相の大師像、地下霊場が特徴となっている高野山真言宗のお寺です。

JR線新居浜駅より車で15分ぐらいの場所にあり、永代供養位牌のお参りなどで愛媛県内や遠方からも多くの人たちが訪れています。

こちらの地下霊場には、インドのルンビニー・ブッダガヤー・サルナート・クシナガラの砂、中国西安の青龍寺の砂、日本の西国三十三観音霊場の砂、四国八十八カ所の砂のほか、木彫りの本尊が安置されています。

萩生寺の住職がアジアを遊学した時に集めたり、日本の霊場を参拝しながら集めたりしたもので、遠方に出かけられない人にもインド、中国、日本などのさまざまな霊場を参拝するのと同じ功徳が与えられるようにと作られたものです。

本堂の周囲の地下回廊に設けられていて、日本で唯一の地下霊場となっています。

萩生寺のホームページでは、地下霊場の由来や様子を写真と共に詳しく紹介しています。